短パルスレーザー光源モジュール

このレーザー光源モジュールは、人間の目に安全な波長に基づく高ピークパワー・短パルス幅発振が可能なパルス光源です。主発振器出力増幅器（MOPA）アーキテクチャ設計と最適化された多段光増幅を採用したレーザーソースモジュールは、nsレベルのパルス幅で高ピーク出力のレーザー出力を実現し、自動車用レーザーレーダー、リモートセンシング調査レーダー、およびレーザーレンジングに最適な光源です。

当社の短パルスレーザー光源モジュールは、円形および長方形のパッケージ形状で提供できます。小型でコンパクトな構造、幅広い稼働温度範囲、超低消費電力などを特長とします。 さらに、外部TTLトリガー信号を介してパルス出力を実現できて、システム統合に最適です。

この短パルスレーザーソースモジュールは、超低消費電力のため、過酷な作業環境に適しており、特に自動車のLiDARシステム、3Dレーザースキャンシステムなど適用できます。

• 自動車用LiDAR
• レーザー測距
• リモートセンシング測量レーダー
• 3Dレーザースキャン
• その他の科学研究

1550nm短パルス幅発振レーザー光源モジュール CKLID-I

送信

特徴

• 目に安全な動作波長：1550nm
• ピーク出力：10kW
• 周波数調整範囲：1kHz〜3MHz
• パルス幅：0.5-250ns
• 単一パルスエネルギー：最大100uJ
• 回折限界に近いビーム品質

仕様

項目	単位	規格
		最小	標準	最大
型番		CKLID-I-1550-M-LPH
波長範囲	nm	1540	1545/1550 100	1565
パルス出力 @ < 10kHz,>30ns	μJ	100
最大電力	kW	-	-	10
パルス幅	ns	0.5	-	250
繰り返し率	kHz	1	-	3000
平均電力 @>100kHz	W	-	-	2
ビーム品質	M²	< 1.1
出力電力安定性（15分）	%	-	-	±3
出力電力安定性（8時間）		-	-	±1.5
出力絶縁	dB	35	-	-
動作温度	°C	-35	-	65
保存温度		-40	-	85
消費電力	W	15	17	24
偏波		ランダム
出力ファイバー長	m	>0.3
光コネクタ		FC / APCまたはコリメータ
トリガ・モード		外部TTLトリガー
寸法	mm	90x23.5 (D x H)

1064nm短パルス幅発振レーザー光源モジュール CKLID-II

送信

特徴

• 目に安全な動作波長：1064nm
• ピーク出力：4kW
• パルス繰返し数調整範囲：30kHz-500KHz
• パルス幅：1-10ns
• 回折限界に近いビーム品質

仕様

項目	単位	規格
		最小	標準	最大
型番		CKLID-I-1064-M-HP
波長	nm	1064
パルス幅	ns	線幅＜ 0.5nm 10ns
		線幅＞0.5nm 200ns
繰返し率	kHz	1	-	1000
パルス平均出力	W	-	5
ビーム品質	M²	＜1.2
出力電力の安定性（15分）	%	-	-	±3
出力電力の安定性（8時間）	%	-	-	±1.5
出力絶縁	dB	30	-
供給電圧	VDC	24
動作温度	°C	-10		50
保存温度	°C	-40		85
出力電力	W			70
偏波		ランダム
出力ファイバー長	m	>0.3
光コネクタ		FC / APCまたは平行ビーム出力
トリガ・モード		外部/内部トリガー
寸法	mm	200x135x60
重量	g	< 2000